親目線ですが、高校から大学へ進学させるための経済力がないため、進路を考え悩みに悩んだ末、決めた一つの道筋を以下にまとめます。
今の時代、高卒で進学しないでどうすればいいのか?
高校を卒業する息子に進路を示すことができない父親です。
息子はと言えば小中高とサッカーに励み、勉強はいまいち力を入れずに育ってきました。
そんな息子の通う高校は大学の付属高校なので多くの同級生はそのまま大学へ進学します。
ただし、Fラン大学です。
目次
Fラン大学へ進学するか高卒を選ぶか
まず、Fラン大学へ進学するのと高卒で働くのではどちらの人生が有利か?
これについては答えはありません。
Fランクでも大学を卒業すれば大卒です。
大卒という肩書だけ欲しい場合はFラン大学でも卒業する価値はあります。
大卒が必須の応募条件となる企業への就職は高卒では受けることすらできません。
高卒のメリットがあるとすれば、18歳という若さで
高校を卒業した若さで社会へチャレンジできるというメリットがあります。
我が家の場合、高卒を選ぶしか無い経済的理由がありました。
そのため、若さという強みを生かして将来につながるスキルを養いながら仕事に就くという方向性で進路を考えました。
高卒でスキルを身につけるならプログラミングがベスト
親の経済的理由によりエスカレーターのFラン大学に進学せず高卒で社会へ投げ出される。
18歳の若者にはこの状況は心理的に不安だらけだと思います。
でも、2019年、さらには2025年くらいまでは時代が助けてくれます。
いま、世の中は大きく様変わりする時期に入っています。
そのおかげもあり、私のような40代後半から50代前半の人間は仕事を失い、今後を生きるすべをなくす人も多い。
一方、若者は違います。
学歴に関係なく、IT系のスキル、プログラミングというスキルを身につけることで手堅い仕事を手に入れることができます。
いろいろ調べましたが高卒で高収入を目指すなら、今スグ高収入の仕事をするよりも
今はわずかに学費を投資しつつ、近い将来に高収入へ直結する仕事を経験していく。
この流れが長い人生を考えた場合にベストではないかと思います。
今スグ稼げる仕事より将来に積み上がる経験を優先すべし
これは50年生きている親世代のワタシたちが強く思うことです。
高卒でも高額の収入を得る方法はあります。
普通に高卒で新卒入社した就職では月収は額面で15万円程度でしょう。
手取りにして10万円強というのが多くの就職事情の現実です。
30年前と今の高卒の初任給が変わらないのがこの日本の苦しい現状です。
しかし、期間工など短期工場勤務のしごとに付けば、月収で30万円以上、多ければ45万円程度の月収も見込めます。これを1年継続すれば年収500万円です。
こういうところで探せます
工場勤務なら高卒の1年目で年収300万円超えるような若者も存在します。
ただし、
こういう期間工という仕事を高卒で選ぶのはよほどお金の管理や将来設計ができている人以外にはおすすめしません。
期間工は給料が良いのですが、お金遣いの良くない生活になる人も多いです。
- 将来のため徹底的に貯金
- 給料の一部を全額将来への学習へ投資
- 仕事以外の時間を学習時間へ投資
こういった生活が徹底できる人以外は高卒でいきなり期間工へ行くのは辞めるべきです。
人生詰みます。
お金だけを追い求めて生きる思考になると、近い将来人生が先細りします。
私達親世代の行き詰まった人を見ればわかります。
若い今もらえる給料の金額を追ってはいけません。
将来へつながるスキルを身につけるべきです。
仕事しながらスキルが積み上がる仕事を選びましょう。
そう考えるとプログラミングは非常に有益なスキルです。
高卒で就職できるプログラミングの仕事は給料も安いです。
しかし、プログラミングのスキルを伸ばしていけば、かなり転職しやすくなり、フリーランスで仕事を受けたり、副業としてプログラミングのしごとを受けることもできます。
そういう経験を増やすことで2年、3年と経験を積めば、月収で100万円を超える20歳21歳のプログラマーになることもユメではありません。
具体的な高卒プログラマーへの流れ
18歳で高校卒業
大学入試落ちて浪人できる経済力がなくニートあるいはフリーターへ
進学予定がなく、就職したいが学校が就職サポートしない高校
うちの家庭の場合は上記のような理由で高卒でプログラマーを目指します。
大学や受験のための予備校費用を支払う余裕はありません。
大学を目指すと多くの場合月額で10万円近くかかります。
プログラミングスクールでも同様に月額10万円程度を見込む必要があるのですが、今最も信頼度の高いテックキャンプというプログラミングスクールなら月額で6万円ほどかかりますが、3ヶ月という短期で修了できるため、年間で負担する金額は低く抑えることができます。
そのため我が家では
- 高校卒業
- テックキャンプへ入門
- 3ヶ月プログラミング学習
- テックエキスパートへ入門
- 6ヶ月プログラミング学習
- 卒業後、就職紹介or仕事探し
という流れを進めていくことにしました。
テックキャンプは未経験高卒でも学べる
テックキャンプはプログラミング未経験者を多く受け入れるスクールです。
卒業後に転職成功率が高く非常に評判の良いスクールです。
スクールの経営者はまこなり社長といってYouTuberとしても活躍されている非常に聡明な方です。
テックキャンプの月額
テックキャンプの月額料金は14,800円です。
学習期間は3ヶ月です。
初月は無料となります。
入学費用で148,000円必要なので3ヶ月間の費用は177,600円となります。(税込み)
分割払いにも対応しています。(クレジットカード必要)
未経験の高卒に最適
プログラミングの学習というのは基本的に自習です。
自分で調べて実践しながら学ぶのが基本です。
- ウェブアプリを作る
- スマホのアプリを作る
こういう作業をするためのプログラミング言語の使い方を学ぶだけなのですが、基本は自習です。
自分で学ばなければ身につきません。
しかし、未経験ではプログラミングにせよウェブ制作にせよ知識はまったくないのでつまづきます。
そのつまづきそうなとき、知識と精神面で支えてくれるのがメンターです。
テックキャンプではマンツーマンでメンターが生徒を支えてくれるため、初学者でもプログラミングを身に着けやすいスクールとして非常に信頼度が高いと評判です。
高校時代、あまり勉強は得意じゃなかった
そういう方でも「プログラミングスキルはこれから社会で生きていくためのスキル」として意識することができれば、生活に直結するお金を稼ぐための技術を学ぶためなので、学習にも力が入りやすいのではないでしょうか。
小中高と学校で習った教科は実社会では使うことはほぼありません。
しかし、プログラミングで学ぶスキルや言語は収入へ直結します。
本当の勉強は高校を卒業してから始まるものです。
社会に出て、働きながらいろんな失敗をします。
いろんな成功体験もすることでしょう。
そんな社会へ出るために本当に欲しいスキルと知識は大学で学ぶ学問ではない。
私は大卒で法学部で学びましたが、大学で学んだ教科は社会に出てから一度も使ったことありません。
社会人14年目にして独学で学んだウェブ制作スキルやウェブマーケティングスキル、そしてわずかなプログラミングスキルによって今も生活を維持しています。
今の時代もこれからの時代も、収入をもっとも得やすいスキルはプログラミングスキルです。
高卒で、今スグ稼げる仕事を選ぶしかないという状況の人は期間工へ住み込みで働くのもいいでしょう。
しかし、
実家ぐらしで家賃がかからない、食費も払わずに済むような人は卒業後の半年でプログラミングを学び、しっかりと見える将来へつなげるのは最良の選択肢ではないかと思います。
将来何になりたいとかわからなくていいんです。
一億総中流という時代に洗脳された私達親世代とは違い、現在の高卒18歳から22歳位までの方は5Gや自動運転、IOTが普及する2020年代へ向けて、不足する人材として求められるIT技術者(エンジニア)になっておくべきです。
将来何になりたいか?わからないまま大学に進学し、就職し、20年以上働いて会社潰れて45歳。
この先40年以上どうやって生きていけばいいの?
という状況にある私達世代です。
私達の子の世代はとにかくIT化がさらに加速する、自動化が更に加速する2020年以降へ向けて、義務教育では教わらなかったプログラミング言語とプログラミング技術によるものづくりをしっかりと学ぶ必要があります。
それさえ学べば、近い将来、無意味に大学へ進学した同級生よりも一歩先へ進んだ社会人として明るい未来を過ごしていることでしょう。
高卒で、あまり家庭が経済的に余力がない
そういう我が家のような状況ならテックキャンプからスタート
テックキャンプは3ヶ月18万円弱
その後、ちゃんとした制作物を作れるレベルまで学ぶためにテックエキスパートへ進む。
テックエキスパートで6ヶ月60万円ほどとけっこうな金額が必要になりますが、これらを合わせても大学や専門学校へ行くよりはずいぶん出費は抑えられます。
我が家では息子のバイト代と合わせて学費を収めてますが、これによって非常に明るい未来が見出すことができます。
短絡的に今スグ稼げる期間工で数十万円の給料を得るよりも、
3年後4年後に見込めるしっかりとした安定収入を目指した結果プログラミングスクールへ通わせることにしました。
プログラミングもたくさん調べた結果、東京、名古屋、大阪にあるテックキャンプを選ぶことにしました。
東京だけでなく名古屋や大阪に教室出せるプログラミングスクールは人材確保など教える側の集め方もしっかりしているスクールです。東京以外でプログラミングを教えるメンターを確保するのは本当に難しいので、そういう環境を用意できるスクールはこのテックキャンプおよびその上のテックエキスパートくらいです。
入学はいつでも可能
高校卒業後に通うのもいいですが、やる気がある人なら卒業前から通うのもいいでしょう。
うちの子は、クラブ活動が高3の1月まで続いていたので結局卒業後から通うことになりました。
まとめ
親として経済的余力があれば大学進学のため浪人させてもいいかな、、と思っていましたが、息子としっかり向き合い相談した結果、将来が見えやすいプログラミングスクールで学びつつ、バイトしながら好きなこともする。
そんな高校卒業後の生活が始まりました。
高校卒業までは将来が見えずに不安になっていたようですが、今は特に何になりたいというのは決まっていないけど、プログラミングで仕事できるようになれば自分で生きれるという自信のようなものを持った雰囲気があるので、国語算数理科社会とか学ぶことでは身につかない自信がつくようです。
プログラミング言語はいろいろありますが、まずは収入を高めたいのでWEB開発で有利なRubyとRuby on Railsからスタート、その後アプリ開発に必要な言語も視野に入れるという方向で勉強しています。
その後についてはまた追記します。