大阪府求人デパ地下販売員の悩みシフトの都合で給料が減る職場から思い切ってホテルマンに転職 | 高卒の就職と転職で年収700万円を目指す

大阪府求人デパ地下販売員の悩みシフトの都合で給料が減る職場から思い切ってホテルマンに転職

自分に合わない職場から思い切って転職した結果の体験談。

目次

自己紹介)現在こういう仕事をしています

現在私は、ホテルのフロントスタッフとして働いております。

仕事内容としては主に、宿泊のご予約を承ったり、お会計やお客様へのご案内などになります。年齢は22歳で、今回2回目の転職の結果、こちらの仕事に落ち着きました。

以前の仕事も接客業ではありましたが、主に販売をしておりました。学生のアルバイト時代から接客をしていたため、自然に卒業後の進路も接客業になったように思います。性格上、単調作業や同じことの繰り返しの仕事ができないのもあり、毎日新しい人に出会う接客業にやりがいを感じています。

転職前の仕事と職務内容

現在の仕事の前は、デパートのお弁当屋の売り子、その前は紅茶販売員として働いておりました。期間としては、紅茶販売員が2年ほど、その後のお弁当屋は3か月でした。もともと紅茶が好きだったのもあり、全国展開している紅茶屋のうち、地方の店舗に入りました。

仕事内容としては、お客様のニーズに合わせてご自宅用や贈り物用の紅茶を選んだり、お包みをしたり試飲を作ったりなどでした。メインは販売のため、ご来店されたお客様に、どんな紅茶でお探しなのかというのを質問し、そこから話を広げていく、という感じでした。その後のお弁当屋の売り子では、地元のデパートの地下で販売をしておりました。作り手が別にいたため、私の主な仕事はレジ打ちやお声がけ(「いらっしゃいませ、いかがでしょうか」など)、軽い片付けなどでした。

いずれも接客・販売業でしたが、売るものや職場の雰囲気は2つとも全く違うものでした。

転職したい理由、その仕事辞めたかった理由

転職を考えた理由は様々あります。まず紅茶販売員を辞めた理由は、閑散期はどんどんシフトを減らされてしまうため、給料が減っていったことです。

また、正社員登用制度ありという条件のもと働いていたのですが、なかなか話も来ず2年たってしまい、将来的に不安もありました。そしてこれは私の性格的な問題でもありますが、営業チックな販売だったため向いていなかったというのもあります。

1人でゆっくり見たいお客様がいても、無理やりにでも話しかけて売らなければ店長からの圧力がかかる…という状況にあり、紅茶は好きだけど、これは私のやりたいことではないな、と感じました。

その後少し働いたお弁当屋では、1ヶ月の研修後正社員というしっかりした約束があったため安心して入ったのですが、いざ入ってみると給料日の遅れや少なすぎる休日、社長の気分次第でシフトが変わってしまったりなどで、「ここに長くいてはいけない!」と直感で感じたため、入ったばかりでしたがすぐに転職を決意しました。

次の仕事をどうやって探したか

いざ転職となった時、私はまずハローワークに出向きました。インターネットからもハローワークの求人を見ることはできますが、やはり実際に自分で足を運び、職員さんにお話を聞いてみるのが一番わかりやすいと感じました。

「今の仕事は辞めたいけれど、次に何をしたらいいかわからない」という方も、ハローワークで求人をひたすら調べて、職員さんに相談をしてみると、何かしら道が開けるのではないでしょうか。

実際に今のホテルのフロントスタッフの仕事もハローワークで見つけました。条件も良く電車で通える距離で、今までの接客経験も行かせると思い、こちらの面接を受けてみようということになりました。

次の仕事へ転職する際、他に比較検討した会社

フロントスタッフの仕事を見つけてからはそちら一本に絞りましたが、それまでは様々な仕事を考え、迷っていました。接客業の中でも、和菓子屋、パン屋など、今までの仕事が全て食品関係だったためそのような仕事にも興味がありました。

とにかく何でも受けてみようと思い、面接の予定も入れて頂いたのですが、今の仕事を見つけた時、条件も見た中で1番良く(賞与・昇給あり・研修中から正社員と同じ条件…など)、私のやりたいことに近かったため、それまでに決まっていた面接は辞退させて頂きました。

第2希望として受けるつもりではあったのですが、転職活動をしているときも在職中だったため、なかなか時間を割けなかったのもあり、私は第1希望に絞っていました。

転職先を選んだ理由

フロントスタッフの面接に行く際、どのような雰囲気でどんな人たちが働いているのかとても気になりました。いざ行ってみると、私と同年代ぐらいの方から40代ぐらいの方まで、幅広い年齢層の方がお仕事をされていました。

このホテルは、県の中で街の中心部に位置していて、はじめ私は「ちょっとお堅いホテル」というイメージがありました。しかし実際に行ってみると、上品な中にもスタッフさん1人ひとりの笑顔が素敵で、ほっと安心したのを覚えています。

実際に面接でお話を伺ってみると、そこはたくさんの方が未経験からスタートし、活躍されているということがわかりました。給与などの具体的な話も聞くことができましたが、ハローワークで見た時の条件と同じものでした。

また、私は面接を受けるということで、気張って志望動機や自己紹介など、ハローワークでもらった資料を確認しながら考えて来ていたのですが、面接では一切そのようなことには触れられませんでした。聞かれたことといえば、電車の終電の時間(シフトが3交代のため。田舎なので電車の本数が少なく、確認されたのだと思います)、研修についての基本的な注意事項、健康状態…などで、面接自体は15分程度で終わりました。

面接も様々あるため、しっかり聞かれる企業もたくさんあるでしょうが、私は少し拍子抜けしてしまいました。

転職して最初はどんな気持ち

転職してからは、早速新しい仕事がはじまりました。

初めてのことで緊張もしましたが、フロントでは基本先輩スタッフと2人で立っていたため、しっかり指導して頂くことができました。また、キャリアアップ研修なども受け、今までよりさらに接客のスキルを磨いていきました。

過去の会社と比べると、やはり「しっかりしてるな」という印象が1番です。

最初は戸惑うこともありましたが、すぐに慣れていきました。また、今までの仕事が接客業だったため、経験を活かすことができているのもありがたいです。

転職後の仕事は自分に合ってるか

今の仕事に変わってから1ヶ月が過ぎました。正社員登用のため、以前のパート時代よりは確実に収入はアップしています。保険がしっかりつくのもありがたいところです。

また、スタッフが80人近くいるため、別の部署のスタッフなどはまだ把握しきれていませんが、皆さんとても優しい方々で、快く迎えてくれました。

幅広い年代の方がいながらもあまり壁を感じず、良い意味で意見を言い合える人間関係です。ホテルのフロントスタッフということで、今までの接客業よりも、よりホスピタリティが求められるようになりました。さらに丁寧な言葉遣い、細やかな気配りなど、先輩方を見ていると「さすが!」と思ってしまいます。

大変なこともありますが、自分のスキルアップにつながる良い機会だと思っています。また、これから賞与もあり、昇給もしていくということなので、楽しみに働こうと思います。

生活や自分自身の変化について

転職してからは、私は3交代になりました。そのため夜勤がはじまったのが生活の大きな変化です。最初は「慣れるかな…」と不安でしたが、夜勤のシフトのあとは何日から夜勤が続くため、夜にでてすぐまた昼出勤、などということはありません。

そのため、流れさえ掴めば意外とすんなりできました。前の職場は「若いから大丈夫よね!」とのことで、そのあたりのシフト組みがめちゃくちゃな時があったため、とてもありがたいです。また、週休2日のため、しっかりお休みも確保されているのはかなり大きいです。しっかり働いて、休む時はとことん休む!という流れがつかめるので、メリハリがあります。

前の職場では、休みは月に1回なんて人もいたので…安心感が全然違います。

同様の経験、悩みを持つ方へのアドバイス

転職をするにあたり、様々な不安もありました。

前の職場は少人数で回していたため、「ここで1人抜けたらどうなるのだろう?」などと思い、上司に言うのもためらっていました。

しかし、仕事をする次の人は探せばいますが、自分は1人しかいません。長く働いている会社であれば、愛社精神が芽生えてくることだってもちろんあると思います。一生懸命働いているのであればなおさらです。それでも、職場のために働いているのではなく、自分のために、お金を稼ぐために働いているのです。

転職をためらっていた頃私は、その部分がぶれてしまっていました。そんなことを続けていると、会社のために自分を犠牲にし、結局行き場のない怒りが溜まってしまいます。そうなったとしても、それを選択したのは自分自身のため、会社にも誰にも文句は言えません。

自分のためにも周りのためにも、本当の意味で気持ちよく働けるのが良い仕事であり、良い社会貢献だと思います。